コンピュータ・グラフィックスセミナー

T31907M : 松岡主馬

Pillow ライブラリ


Python の画像処理ライブラリの基本的操作を学習した。ここでは以下の内容を学習した。

これらは動画1としてまとめている。

画像の濃淡変換


ピクセルごとの画素値を変換する画像処理について学習した。内容は以下の通りである。(ライブラリで用意された関数を使うのではなく、for 文で画素を1つずつ操作しながら濃淡変換をプログラミングした。)

これらは動画2としてまとめている。ネガポジ反転については、Pillow ライブラリの関数として事前に用意されていた。そこで、自作のネガポジ反転関数との処理時間を比較した。

一般的には for 文よりもリスト内包記法の方が高速と言われているが、実際は4倍も時間がかかっていた。

画像フィルタリング


領域ごとの濃淡変換処理について学習した。内容は以下の通りである。

これらは動画3としてまとめている。

エッジを保存した平滑化


平滑化では、画像に含まれるノイズなどの不要な濃淡変動を軽減すると同時に、エッジも滑らかにしてしまう。今回は バイラテラルフィルタ を使用した。バイラテラルフィルタは注目画素からの距離による重みに加えて、注目画素との画素値の差に応じて、同様にガウス分布に従う重みを付けた平均化を行うフィルタである。

バイラテラルフィルタを用いた平滑化を行なった結果が以下の通りである。左上が入力画像であり、右に進むとフィルタを1回適応した画像になる。右下が5回適応した画像である。