国際学会 ICCCI2020 で発表しました。

Blockchain and DHT based lookup system aiming for alternative DNS


2020 年 6 月 26 日 ~ 28 日にオンラインで行われた The 2nd International Conference on Computer Communication and the Internet(ICCCI 2020) において、発表セッションの「Best Presentation Award」を受賞しました。ICCCI は、コンピューター通信とインターネットの幅広い分野を研究し、これらの科学的および技術的革新を発展させる理論的発見、設計、実装、およびコンピューター通信とインターネットのアプリケーションなどの分野における新しくて独創的な研究結果に焦点を当てている。まぁかなり広範囲を対象としているようです。前回の ICCCI 2016 に続き2回目の今回は名古屋工業大学で開催予定でしたが、CODIV-19 の影響でオンライン開催になりました。前回に比べて応募数は約半減し、100本くらいの論文が応募されたらしい。採択率は 55% ~ 60% らしい。

発表論文 "Blockchain and DHT based lookup system aiming for alternative DNS" は、分散ハッシュテーブルと暗号通貨で使用されているブロックチェーンと呼ばれる技術を用いてコンテンツの登録・検索システムを構築し、その仕組みと実験結果を示しました。このシステムは現在のインターネットの基幹を支える技術の一つである DNS を代替することを目標としており、そのために必要な技術を調査・検証を行って改良を施していく予定です。

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